テーマ:地方紙より

300文字小説

『初心者』  俳句を始めた。とはいっても、誰かに教えてもらうわけではなく、気儘に詠んでいるだけなので、気楽なものだ。  五・七・五の十七音の中に季語を入れて詠むのだが、これがなかなか頭を使う。意外と自分の周りが季語だらけなのに気づいたりする。毎日の生活の中で五音の言葉、七音の言葉を探すのは結構楽しい。見つけた言葉をせっせとメ…
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気まぐれ定年塾

『ぶっきらぼう』  「うちの夫がぶっきらぼうで、あいそのないことは智美さんも知ってるでしょ。おはようとか、いってきますって、声だけはかけるんだけど、ボソッと不機嫌で、怒ってるとしか思えない」  「うーん。照れ屋なのね、克彦さん。私にも、低音でボソボソあいさつするわ」  「それが愛犬にはメロメロよ。甘やかす時は声がひっく…
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おしゃべり広場 つれあいにモノ申す4/24

皆さまお好きに書き込み、気まぐれおしゃべり、更新お知らせなどなど・・・どうぞよろしくお願いします 「つれあいにモノ申す」 『令和』  来る「令和」の時代をどう生きるか。 感無量…
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おじさん図鑑

『二人に一人』  今や日本人の死因のトップは男女ともに「がん」だそうだ。ただし、がんにかかったとしても、昔と違って難治の病ではなくなっている。完治する場合もある。  とはいえ、現代日本では二人に一人が「がん」になるといわれている。もちろん高齢化社会を背景にしているのだが、それにしても多くないか。  実は、おじさんもがん…
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300文字小説

『きびしいお言葉』  幸子は中学時代からの夢であった保育士になった。途中、介護の仕事にしようかな、と迷ったこともあったが、未来のある子どもたちを相手にする方が夢があって良いなと、保育士を選んだ。  初めての担任は四歳児だった。  四歳児とはいえ、しっかりと意思表示のできる子や、何も言ってくれない子など、すでにさまざまな…
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よもやま 事件帖 

『憤慨のあまり、捨てたものは』  【愛知県】3月中旬のある夜、あま市の喫茶店入り口付近に、市内に住む70代の無職男がポリ袋20枚を捨てるのを津島署員が目撃。うち1枚を確認すると、中から汚物が見つかった。署員は廃棄物処理法違反の疑いで、男を現行犯逮捕。男は容疑を認め「ストレスがたまっていて、嫌がらせでごみを捨てた」と供述した。 …
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おしゃべり広場

皆さまお好きに書き込み、気まぐれおしゃべり、更新お知らせなどなど・・・どうぞよろしくお願いします 「つれあいにモノ申す」 『分相応』  「誕生日のお祝いは何がいい?」と妻。 「…
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300文字小説

『翼の上の席』 「指定するなら飛行機の席は翼の上だ」  父はそう言って、翼の上の席しか選択しなかった。翼のせいで外の景色はよく見えない。私としては不満たらたらだった。  今年の春、東京から北海道へ引っ越し、一人暮らしをすることになった。これからは飛行機の予約も何もかも、自分でやらなければならない。  「なんで翼の…
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おじさん図鑑

『スマホでパチリ』  知人の息子夫婦の話・・・夫婦がささいなことでケンカになった。言い争いが熱を帯び、妻は容赦なく夫を論難した。その時、何を思ったか夫がスマホを取り出し、妻の〈怒り顔〉を写真に撮ったのだ。妻は激怒し、スマホを取り上げてキ然と言い放った。  「これは夫婦といえども許すことはできない行為だ。あなたが、両親(義父母…
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よもやま 事件帖 

『見覚えのある犬が…』  【愛知県】5月中旬、蒲郡市内の交番の前に迷い犬がやってきた。小型犬で、首輪やリードは付いていない。しかし、蒲郡署員に駆け寄ってきて、甘えるようなしぐさを見せたという。  あまりに慣れた様子に、署員は「もしや」とピンときた。1カ月ほど前にも、同じ犬を保護して飼い主の女性に引き渡していたからだ。 …
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おしゃべり広場 

皆さまお好きに書き込み、気まぐれおしゃべり、更新お知らせなどなど・・・どうぞよろしくお願いします 「つれあいにモノ申す」 『返事』  長年、嫌みを言われても笑って応対を続けました。 …
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気まぐれ定年塾

『鍵がない』  大人だって、動物園は面白い。祥代さんは前日遊びに来た娘と孫を連れ、町外れの動物園へ行くことにしていた。歩いても二十分ほどで着くが、暑いのでタクシーを呼んだ。  準備が整い、「おっと、鍵を忘れた」と寝室に戻った。定位置のコーヒーカップの中に鍵がない。時々、ポケットに入れたまま忘れることがあるが、すぐ見つかる。 …
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よもやま 事件帖 

『真冬なのに丸裸?』  【愛知県】「タヌキの子どもが庭にいる。なんとかできませんか」  2月中旬、名古屋市名東区の60代男性から困り果てた声で110番があった。名東署員が駆けつけると、体長30センチほどのタヌキが見つかった。見慣れた姿と随分違う。真冬にもかかわらず、体毛が全部抜け落ち皮膚が丸見えになっていた。  驚いた…
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つれあいにモノ申す

「つれあいにモノ申す」 『仕方ないじゃない!』  行楽地から帰って洗濯物を畳んでいる私を見て、 「お母さんは丈夫ね。疲れてないの?」と、 昼寝から目覚めた夫がつぶやいた。 誰が、この大量の洗濯物を畳むんですか? (体の丈夫な妻・55歳) 『愛想』  夫婦でスイミ…
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300文字小説

『白いまんじゅう』  うちの夫の欠点は知ったかぶりと冗談が過ぎるところである。  娘がまだ小さい頃、家でケーキのモンブランを食べている時に、 「モンは山、ブランは白いという意味があるんだよ。だから、モンブランって『白い山』という意味のケーキなんだよ」 と得意げに説明していた。  私も横にいて、ふんふんと頷きなが…
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気まぐれ定年塾

『脱出』  晃さんは四十代半ばから、パチンコに熱中するようになった。自宅と会社を往復するだけの生活に、ふっと魔がさしたのだ。  大型のしゃれたパチンコ店は、家と会社のちょうど中間にある。駐車場に車を入れ、店のドアを開けると、そこは別世界だった。強烈な照明は真昼のようだし、大音響のBGMが晃さんを酔わせる。  大当たりの…
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つれあいにモノ申す

「つれあいにモノ申す」 『追っ掛け』  二十年の間、氷川きよしさんの追っ掛けをさせてくれた夫。 「ありがとう。今年で卒業します」と言ったら、 「卒業しなくても、これからも応援したら?」と言ってくれました。 その言葉を待ってました。 作戦成功です。 (一枚上手な妻・69歳) …
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300文字小説

『シュレッダー』  シュレッダーを買いました。  白いのを通販で買いました。  バリバリバリバリ!これは愉快です。 通信簿も、手紙も、請求書も、写真も、なんでも。  バリバリバリバリ! 「あれ、入れちゃった」  まあいいや。  一度決めたらいさぎよく。さようなら。  バリ…
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おじさん図鑑

『能力保持』  「認知症になったらどうしよう」とよくいわれる。が、不安を先取りして心配しても仕方がない。それに、仮に認知症になったとして、本人はその自覚からほど遠い世界に行ってしまうのだから、どうすることもできないのだ(本人を取り巻く周囲や社会の大問題とはなるが・・・)  かくいうおじさんにしても先行き何の保証もない。しかし…
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よもやま 事件帖 

『怒鳴り声のわけは!』  【愛知県】2月初旬の朝、名古屋市千種区で「ホームレスが怒鳴り合いのけんかをしている」と通行人から千種署に通報があった。署員が駆けつけると、いたのは70代の男性1人だった。  屋外にある住まいのテント内には争った跡は見られない。何があったのか聞いてみると、干していた洗ったばかりの洗濯物にハトが飛んで来…
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おしゃべり広場 つれあいにモノ申す3/27

皆さまお好きに書き込み、気まぐれおしゃべり、更新お知らせなどなど・・・どうぞよろしくお願いします 「つれあいにモノ申す」 『成長』  孫のことを書いたものを「つれあい」に載せてもらい…
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300文字小説

『お気に入り』 「今日はいい天気だな」  チャポン。庭の鯉が跳ねると水しぶきがキラキラ光った。  うんと伸びをしてから廊下を歩く。  縁側から吹き抜ける風は、ほんのり湿った土のにおいと草のにおいがいりまじっていた。 「ふぁ~まだ眠いよ」  トコトコ歩く。  干した布団の上・・・陽の当たる和室の座…
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気まぐれ定年塾

『支え合う』  夫婦で買い物に行くため、伸次さんはガレージへ向かう。すぐ後ろで「キャー!」と妻が叫び、玄関前のコンクリートにひざをついた。  「転んじゃったの。ガツンと思い切りひざをぶつけて」  こりゃ重傷だな、と伸次さんは妻を助け起こした。「痛むけど救急車はいや」と言う陽子さんを背負って後部座席にそっと寝かせ、外科医…
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よもやま 事件帖 癒やし系の落とし物

『癒やし系の落とし物』  【愛知県】江南署にはインコの「落とし物」がよく届く。今年に入って既に2羽が持ち込まれている。最近、やってきたのは赤いほっぺが特徴のオカメインコ。ペットとして飼われていたらしい。近寄ってきたり、ピーピーと元気いっぱいさえずったり。ほほえましい姿に署員たちの癒やしになった。  休日や夜間の水の取り換え、…
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おしゃべり広場 

皆さまお好きに書き込み、気まぐれおしゃべり、更新お知らせなどなど・・・どうぞよろしくお願いします 「つれあいにモノ申す」 『そこにあるのに』  夫が探し物をする時、私が「引き出しの中…
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おしゃべり広場(300文字小説)

『四季の油断』  春は花粉症。ようよう黄色くなりゆく空を見た途端、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ。あわてて服薬するも時すでに遅し。いとつらし。  夏はあせも。だらだらと体のあちこちから流れ出る汗。あわててエアコンをつけるも、時すでに遅し。いと恥ずかし。  秋は虫さされ。ちっこい蚊が音もなく近づき、さりげなく刺す。あわてて蚊…
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